近藤酒造株式会社のSDGs宣言
近藤酒造株式会社は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。
近藤酒造株式会社は、清酒「赤城山」の製造・販売で、地域の皆さまはじめ、人々に愛される会社としてSDGsが掲げる社会課題の解決に貢献します。当社は、明治8年(1875年)創業以来、日本酒を造り、人々へお届けすることで、地域貢献につながる事業へと取り組んでまいりました。これからもお米農家様や流通に関わるお取り引き先様との連携を図り、持続可能な明るい未来の実現をめざします。
2022年7月1日
近藤酒造株式会社
取締役社長 近藤 雄一郎
近藤酒造株式会社
取締役社長 近藤 雄一郎
SDGs(Sustainable Development Goals)とは
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。
SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。
SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
酒造業のSDGs
酒造業が取り組むSDGsとは?
酒造業は、自然環境を維持した地域のレジリエンス強化にもつながる米作りが求められます。
酒造業はSDGsの目的達成のために、地域の農家と共に有機肥料を中心とした米作りなど、米を「大切に」することが重要になるでしょう。つまり、健やかに栽培された地域原産米の醸造酒を造ることこそが、地域連携の中核を担う酒造業の存在意義です。これらの取り組みは日本酒造りの持続可能な明るい未来を切り開くものです。
酒造業に期待される3つの目標(SDGsの目標)
酒造業は、持続可能な原材料の調達や、環境負荷に考慮したものづくり、地域貢献と文化財の保護などに関わりが多く、地域資源の守り手としても、これらの取り組みに期待が寄せられます。
すべての人に健康と福祉を
2020年、アルコール飲料企業の国際業界団体「責任ある飲酒国際同盟(IARD)」において、「未成年者飲酒防止」に向けた行動指針が策定されました。
この行動指針では小売店での陳列表示や、飲酒の年齢制限に関する表示などが要請されています。
この行動指針では小売店での陳列表示や、飲酒の年齢制限に関する表示などが要請されています。
住み続けられるまちづくりを
酒造業の姿として、単に日本酒の提供だけでなく、いかに地域に根付き社会に貢献するかが求められています。
また地域の農家と共に地産地消につとめつつ、従来のディーゼルエネルギーから電気エネルギーへの切り替えなど、低炭素社会への移行に貢献することも期待されています。
また地域の農家と共に地産地消につとめつつ、従来のディーゼルエネルギーから電気エネルギーへの切り替えなど、低炭素社会への移行に貢献することも期待されています。
近藤酒造株式会社が取り組むSDGs
当社では、従業員一人ひとりが企業活動とSDGsのつながりを理解し、普段の業務のなかで取り組みを実践しています。
取り組み1
酒造り工程の高度化で
商品の高付加価値化を実現
当社は遠心分離搾りの高級酒を製造し高付加価値化を実現。群馬県みどり市酒米推進協議会など地域と連携し、耕作放棄地を活用しています。栽培した酒米を原料に、生産すべてをみどり市内で完結した、赤城山 純米吟醸酒「山紫」を2018年から販売しています。
取り組み2
マーケットイン志向の商品開発で海外市場を開拓
海外の展示会や海外顧客とのネットワークを構築し、顧客ニーズを分析。顧客の声や、求めている事やお困りごとなどを突き止め、解決するマーケットイン志向でデータを分析、商品開発へ活かしています。
取り組み3
地域雇用の
創出
オール群馬・オールみどり市産地酒「山紫」で地域雇用の創出やSDGs達成に貢献しています。
群馬県農業指導センターで研究開発された酒造好適米「舞風」を耕作放置に作付けし、県立産業技術センターで開発された「群馬KAZE酵母」を使用して酒造りを実施しました。
同市出身の詩画作家、星野富弘氏の作品「たんぽぽ」をラベルにしてオールみどり市産を実現。
その商品の販路を築くことで、耕作放棄地の解消や地域雇用の創出などのSDGs達成にも貢献しております。
その商品の販路を築くことで、耕作放棄地の解消や地域雇用の創出などのSDGs達成にも貢献しております。
取り組み4
多様性を重視した
雇用環境の整備
当社では多様な人材が働きやすい職場環境を整備し、誰もが働きがいを感じることができる魅力ある職場を実現します。有給休暇取得の推進、長時間労働削減などの取り組み、女性活躍推進、男性社員の育児休暇取得の推進を行ってまいります。